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カニは皆、腹を出して売られている。真っ赤にゆ
で上がった甲羅を下にして店頭に並べられてい
ます。これは、カニみそが甲羅の中全体にまわ
ってしまうからです。こうして珍味のカニみそは
守られているのです。
カニを茹でる時、カニは大きな籠に整然と詰め
られて真水の水槽につけられます。海水ではな
いので、カニは次第に昇天、こうしておいてから
カニは茹でられるのです。理由は生きたままだ
と、カニが暴れ茹で上がつたとき足がバラバラ
に取れ、商品価値が落ちるのを防ぐ為です。
足の足りないカニは、足の不足が我慢出来るな
ら価格がお手ごろです。
食べ終わったカニの甲羅は、以外に役立ってい
ます。甲羅に含まれるキチンという成分が含ま
れていて、これを化学処理するとキトサンが得ら
れます。キトサンには、汚水を浄化するとか、殺
菌力が強いので、漬け物などの保存料に利用
されています。キトサンをゲル化し、繊維にする
と手術の縫合糸となり、膜状にすれば火傷の患
部保護の人工皮膚となります。
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